※「クリント・イーストウッドと超越瞑想 その2」と題した記事を、タイトルを変え、本文にも少し手を加えました。
前号では、米映画俳優で監督のクリント・イーストウッドが、40年の長きに渡って超越瞑想(TM)を続けていることをお話ししました。8月号のユートピア本誌には、アメリカのTM運動のマリオ・オルサッティ氏が書いたイーストウッドの記事が載っていますが、オルサッティ氏が参照した「GQマガジン」の方を読むと、更に心引かれる内容が見つかりました。
イーストウッドはGQマガジンのインタビューの中で、TMを一日二回、40年続けており、TMは自助的なものであると述べた後、次のように語っています。
「多くの人々は他の方法に意味を見出すかもしれない。路上で叫ぶとか・・・女の子を追いかけるとか(笑)。(世の中には自分を支えるためのいろいろな方法があるが、イーストウッド自身は、TMという自助的な方法を採用したということ。その結果、)私は自分がまさかこうなるとは思っていなかったが、今では一夫一婦制を充分幸福に生きている。それは良い感じだ。私は以前の自分よりも、そういう自分が好きだ。
私は、尊敬心を抱くようになった。私は長い間探し求めていた人に出会い、彼女に敬意を捧げている。それで、そういう自分が好きなのだ。 私が(本物の愛を見つけ全てが満たされた時は)65歳だった。私よりももっと早くに、多くを学ぶ人たちはたくさんいるだろうけれども」。
イーストウッドは現在、満80歳。40歳頃にTMを学び、途中の段階では、離婚やいろいろな困難もあったようです。しかし彼はTMを一日二回、40年も、ただたんたんと実習し続けました。彼は若い頃から既に世界的なスターでしたが、TMを続けつつ自分の人生を生き、今や俳優や監督としての成功だけではなく、一人の人間としての幸福を得て、世界に輝きを放っています。敬意を抱くということは、もっとも気高い心の質の一つだと思いますが、TMの実習により純粋意識が開発され蓄積したストレスが解消されて行くと、そのような気高い心の質も同時に成長して行きます。イーストウッドは、伴侶に敬意を抱いている自分を気分良く感じていると語っていますが、TMには、もっと自分を受け入れることができ、自分を愛せるようになるという効果もあります。
また、自分の生命の本質である純粋意識を開発するということは、彼が言うように、真に自助的なものです。「天は自ら助くる者を助く」と言いますが、TMの実習は、それが真の自己の無限の価値を開発するものであるがゆえに、自然(天)からの支援を最大限に引き出します。
皆様もどうぞTMを毎日大切にお続けになられ、至福の人生を楽しんでくださいますように。

